当法人は複数のグループホームを運営しており、複数の従業員が複数のグループホームを担当しています。そのような状況の中で、物理鍵を人数分複製するのは現実的ではなく、物理鍵は渡さずキーバンカーに保管をしていましたが、番号を変えるまでは退職者でも鍵を取り出せてしまうので、セキュリティの観点で運用変更を検討していました。また鍵を持ち帰ったり、鍵を持ったまま内カギを閉めてしまったりと、必要な時に鍵がないという場面も多々あり、管理・運用面でも課題を感じていました。

別の大型施設では他社の静脈認証で入退室管理をしていましたが、イニシャル費用や運用面から小規模施設には向いていないと感じていました。できる限り初期費用を抑えて導入したかったことと、色んな世代の人が働いている環境なので、誰が使っても使いやすいものを導入し運用面の負担を軽減したかったです。ALLIGATEはICカードをかざすだけで瞬時に解錠ができ、また費用もリーズナブルであったため、導入の決め手となりました。

従業員と一部のご利用者様がICカードで利用しています。ALLIGATEは複数の施設を一元的に管理ができますので、1枚のカードで全ての施設の解錠ができるので、鍵の開け閉めが非常に楽になりました。

オートロックのため、セキュリティが非常に良くなりました。また物理鍵の管理をする必要がなくなったので、管理面でもかなり負担が軽減されています。物理鍵だと使用頻度が高かったことから経年劣化も早く、交換などで費用がかかっていましたが、ICカードでの運用に変えたことでコスト面も改善されています。ALLIGATEだと車椅子を支えたまま解錠ができますので、ご利用者様を1人にしてしまうこともなくなり、手を離すことなく"介助しながら解錠ができる"ようになったのは福祉施設ならではのメリットです。

医療・福祉系の業種は情報・人など守るべきものが多いので、個人情報を扱うフロアや薬品などを扱う重要フロアにおいて、物理鍵運用のリスクを軽減できるALLIGATEはおすすめです。